突然ですが、昔ながらのすっぱい梅干しを想像してみてください。
こんな感じのす~っぱい梅干しをイメージすると・・・
唾液(だえき)出てきましたか?
出てきましたよね。
想像しただけで、唾液がダラーっと出てきますよね。
こんな食べ物って他にあるでしょうか?
「すっぱい」代名詞のレモンを思い出しても唾液はあまり出てきません。
想像だけで唾液がジュワ~と出るって食品はきっと梅干しだけでしょう
そして梅干しが実際に食卓に出ていたら、見みたら想像した以上に唾液が出るのは間違いないはず。
今日はそんな唾液について書いてみます。
あなたがもし梅干しを食べる機会があったら、ためしてほしいことがあります。
それは唾液の分泌量を口の中で覚えておいて欲しいのです。
唾液を飲み込まずに我慢しながら梅干しを食べて欲しいのです。
唾液は口の中に3か所ある唾液腺ってとこから出るのですが、よく観察しているとそれはそれは異常なくらい出てくることが分かります。
ものの数秒で口の中が唾液で一杯になるほど。
今までは気づかなかったのですが、唾液分泌腺がモウレツに刺激されてるようでジュワジュワと口から溢れるほど出てきます。
しかも食べてる間ずっと唾液腺刺激しっぱなしでして
唾液量が凄いんです。
そして梅干しの面白いのが「実」の部分を食べ終わって「種」だけになっても、その種をずっと口に含んでいるとたまに「すっぱい液」が種から出てくるんです。
(塩分15%以上の塩抜きしてない梅干しだけみたいですが)
どんな成分なのかよく分かりませんが、種からしみ出るように「すっぱい液」が。
種だけを舐めて30分後や1時間後に突然すっぱさを感じます。
(梅干しの種って不思議と1時間以上、口に含んでられるんです)
この「すっぱい液」に唾液腺が反応して、さらに唾液が出てくるので梅干しは
「唾液強制発生食品」としかいいようがありません。
普通は種をすぐに捨ててしまうんでしょうが、「すっぱい液」を知ってからすぐに捨てるのが惜しくなってきました。
その他に「唾液強制発生食品」はどんなものがあるか?
ぱっと思いつくのは「レモン」ですね。
「レモン」も同様にジュワジュワ出てくるかとおもい試してみました(ポッカレモン果汁ですが)
やり方はレモン果汁2,3滴を直接口の中に垂らすだけ。
ウウッすっぱい(涙)(涙)
当たり前ですが、すっぱかった。
結果はやはりジュワジュワ~と唾液が出てきました。
垂らす前から想像してましたが、梅干し同様に強烈に唾液腺を刺激してきました。
梅干しとの違いは「すっぱさ」が違います。なんというか震える寒さ。
また一瞬で飲み込んでしまうため、唾液分泌も一時的で終わる事。
そしてその後に口の中に残るピリピリ感とイガイガ感がなんとも後味が悪いので、空腹時にレモン果汁を単体で飲むことは今後しないでしょう。
レモンはやっぱり紅茶や揚げ物、サラダの付け合わせが一番だと改めて知る結果に。
次に唾液腺が刺激されるものはと考えたのが「ガム」です。
「ガム」なら噛んでる間はずっと唾液が出てるに違いないと思い、キシリッシュを3粒一気に噛んでみました。
すると予想通り、これも唾液がジュワジュワと出てきました。
すごく出てきたんですが・・・・
その効果は期待を持続できずに30秒そこそこで失速してしまう意外な結果に。
口に最初含んでの100噛みあたりは、歯ごたえがありいい感じでジュワジュワきましたが意外に短命という結果で・・・
もちろん噛んでいるときは、普段の食事同様に歯を噛みしめている以上は相応の唾液は出ますがジュワジュワまでいかずといったところ。
そうやって考えてみると梅干しっていう食品は
・思い出すだけで唾液が出る
・見るだけで唾液が出る
・食べてる間ずっと唾液が出る
・種だけになってもまだ「すっぱい液」を出すから唾液が出る
梅干し1個で唾液分泌の四段活用できてる
唾液分泌の世界では王者と呼ぶにふさわしい食品です。
唾液の効力を調べてみた
ところで唾液唾液と書いておりますが、そもそも唾液の効果ってなんなの?について調べてみました。
唾液が不足すると
ドライマウスと呼ばれるのは口内が乾いて、唾液が出ていないこと症状のことですね。
こんな時は携帯性にも優れる梅干しが解決してくれるでしょう
なお私hikaruのいう梅干しとは塩分20%前後の昔ながらの梅干しのことです。
今ではスーパーでは見かけなくなり自家製梅干しを食べております。
ではでは